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2012年4月25日
オヤジのK
「今度たこ焼きパーティーするんでウチに来てください。」
そのふざけた言葉に、楽しかった宴会も一瞬で凍りついた。
シンマチではわりと温厚な方のイタッチと、
生まれてからいままで5,6回しか怒ったことがないという大介の顔が
ピクピクとしているのがわかった。
かなり昔、何ヶ月も前から、そのセリフを聞いているが、未だ実現されたことはない。
するつもりもないのは重々承知。
いわば逆効果なのだ。
奴のなかの、シンマチ団の優先順位が露呈されてしまったことになる。
ちなみに、かなりの今更感も否めないし、煽っているわけではないので。
もうここまで来たらネタで続けて欲しい。
「あぁ、またか、また始まったか。こいつの話なんてどうでもいいのに」と落胆のため息がそこら中から聞こえた。
こいつ(デブ)の適当さは今に始まったわけではないが、
思ってもない適当なことを、
あえてその日は言うべきではなかったのではないのではないだろうか、
と思う。
相変わらず、信頼度と人望が薄っぺらい男だ。
しかし、見た目だけはブクブクと分厚い。
その一刻以外は、時を忘れて楽しむことができた。
当日は6時半集合というのに、11時にきた大介とチキデブ(言い出しっぺ。)。
香水の匂いをただよわせながら、部屋に入ってきた二人。
瞬間でクサイのが部屋に充満した。コンパでも行っていたのだろう。
しかし、どこで何していたのかも問わず、
それでも暖かい笑顔で迎えた「キタダノオヤジ」には頭が下がる。
いつも思っているのだが、大きい男だ。
ちなみに大介が過去で怒ったことあるのは
エロヴィデオの注文メールを瞬殺で出したのに、届いたのは1週間以上後、そして
実際はエロでもなんでもなく、ただのイメージビデオだったという時だ。その時はどうなるかと思った。
これは、詳しくはまたの機会にでも。
それくらい、大助の怒りは頂点に達していたのだ。
言っておくが、大介からメールが返ってくるのは10回に1回の割合。最近では20回に1回(オレ調べ)と、
こらまたふざけた対応ではあるが、それが瞬殺で返ってくるとは余程のこどなのだ。
ましてやメールしたその日に帰ってくることは
もう、ここ10年はないだろう。
オヤジのK。
去年で終わりだと思っていた。いや、終わりだった。
「俺が俺が男(デブ)」にそそのかされたのと、
かねてより、団長になりたいと願ってやまなかったYMOクンの為に開かれた。
終始無言に近い状態だった。SDN(42)。
たまに口を開いたが、実際には何を言っているのかわからなかった・・・。
手ぶらで来て食うだけ食って明日はやいからっつってそのまま帰ったエペさん。
お疲れ様でした。